イベントのご案内

11/13(土)『山の声』朗読公演@六甲ヒルトップギャラリー

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第16回OMS戯曲賞大賞受賞作『山の声』朗読公演
登山家・加藤文太郎と、彼のパートナーである吉田登美久の
遭難を描いた二人芝居。非情の山に取り憑かれた男たちの、
人生の喜びや孤独を力強い台詞に乗せて綴っている。
日 時:2010年11月13日(土) 16:30〜/19:00〜
会 場:六甲ヒルトップギャラリー
作 :大竹野正典(くじら企画)
出 演:日活JOE・山本忠
入場料:1000円
定 員:各回50名(要予約)
お申込み・お問合せ:
 六甲ヒルトップギャラリー Tel・Fax 078-891-0371
 http://hilltop-g.com/
展覧会『加藤文太郎〜ある登山家の物語〜』概要
日 時:2010年10月22日(金)-11月17日(水) 11:00〜19:00 無休
会 場:六甲ヒルトップギャラリー
 入場料:無料
 協 力:(兵庫県美方郡)新温泉町立加藤文太郎記念図書館
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■登山家・加藤文太郎(写真)について
加藤文太郎(1905-36)
・浜坂に生まれ、神戸・三菱重工の技師として働く一方、登山に目覚める。
・当時の主流であったパーティによる大掛かりな登山ではなく、軽装備での単独行で数々の偉業を成し遂げた。
・槍ヶ岳冬季単独登頂や、富山県から長野県への北アルプス単独縦走によって、「単独登擧の加藤」、「不死身の加藤」として 一躍有名となる。
・昭和11年1月、槍ヶ岳・北鎌尾根で遭難し、30歳の若さでその生涯を終えた。
・登山に対する精神と劇的な生涯から、新田次郎氏の小説『孤高の人』のモデルとなった。
・須磨から宝塚までを走破する「六甲山全山縦走」を始めた人物としても有名。
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■作家、大竹野正典氏について
大竹野正典(1960-2009)
・大阪市生まれ。日本映画学校シナリオ科を卒業後、82年に大阪で劇団犬の事ム所を設立。
・テアトロインキャビン戯曲賞佳作、スペースゼロ大賞等を受賞。関西を代表する劇団として活躍。
・97年に劇団を解散。同年からプロデュースユニット「くじら企画」を設立。2004年『夜、ナク、鳥』でOMS戯曲賞佳作を受賞。
・2008年末に上演した『山の声』がOMS戯曲賞大賞を受賞。
 しかし本人は、2009年7月に不慮の事故で亡くなり、同作品が遺作となった。
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今回の朗読公演に出演する日活JOE氏、山本忠氏はともに、
90年代に関西小劇場演劇界で活躍、人気を博していた。
二人の共演は「これっきりハイテンションシアター」
(劇団ファントマの前身)以来の実現となる。
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今回の朗読公演は1日限りで、100名しか観られません。
ぜひこの機会を、お見逃しなきように。
*同朗読公演とは別に、大竹野正典追悼公演として
 「くじら企画」による『山の声』再演が、1/21(金)-23(日)に
 日本橋のインディペンデントシアター2ndで行われます。
 こちらの方にも、ぜひお運びください。
 http://www5c.biglobe.ne.jp/~kujirak/menu.html


2010-10-01 | Posted in イベントのご案内No Comments » 
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