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5/24(火) モーリス・ブランショ『明かしえぬ共同体』を読む
モーリス・ブランショ『明かしえぬ共同体』を読む
ナビゲーター:江弘毅(140B)×山納 洋(common cafe)
5月24日(火)19:30−21:30 @common cafe
モーリス・ブランショ(1907-2003)は、
『明かしえぬ共同体』(1983)において
<共同体>というテーマを論じるにあたって
二つの話題を取り上げています。
一つは、ジョルジュ・バタイユが1930年代に、
政治や文学の周辺に形成されたいくつかのグループの
うちに求めて見失い、孤独な内的体験の探求のうちに
むしろ失うという形で見出した<共同体>。
もうひとつは、マルグリット・デュラスが『死の病い』に
おいて描いた奇妙な男女の不可能な愛の世界です。
そしてこの本は、全体としては、
ジャン・リュック・ナンシーの『無為の共同体』(1982)に
呼応する形で書かれています。
また背景にあるのは、共産主義のスターリニズム化と
ナチス全体主義の台頭です。
共同体の不可能性の淵に立った、共同体論。
この手強いテキストに対して、今回は「みんなで考える」という
スタイルで臨んでみたいと思います。
モーリス・ブランショ「明かしえぬ共同体」筑摩書房 1997年
●参加料:500円(1ドリンク付き)
●申込期間:各講座開講日の前日までにお申し込みください。
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